もし皆さんが悟っていないのなら、安心感が必要なのです。

もし皆さんが悟っていないのなら、安心感が必要なのです。

バガバァン

皆さんは怒りがあることが自然なのです。

嫉妬があって自然なのです。

暴力的であって自然なのです。

それが生(なま)の自分なのです。

皆さんはそれを変えられません。

それがハプニングとなって皆さんに生じなければなりません。

変わろうとするどんな努力も、問題を作るばかりです。

それは問題を複雑にし、さまざまなトラブルの原因になります。

皆さんはそこで真実を見落とします。

ですから、変わろうとするのではなく、

むしろ嫉妬や心配、恐れを抱きしめ、恋してみて下さい。

そうしたら何が起こるかを見て下さい。

やってみて下さい。

何がどうやって起こるかなど考えずに、

とにかくやってみて、見てみて下さい。

何か驚くべきことが起こるでしょう。

それは悟りにまでは導かないかもしれませんが、

それでも確実に、皆さんをとても素晴らしい状態へと導きます。

ですから同じように、皆さんは、

自分が安心感を必要としているという

事実も受け止めなければなりません。

皆さんは、父母、兄弟、妻、夫、恋人、

自分の知識や富や権力などから

安心感を得なければなりません。

どんなものからでも構いません。

ここで私たちが、この手法の中で提案したい大切なことは、

皆さんが安心感を得ていく中で、

安心のより所をうまく配分すべきだということです。

ひとつのバスケットに卵を全部入れてはいけません。

父や母、恋人、誰でも構いません。

あるいは学歴でも美貌でも、何でも構いません。

安心のより所をいくつかに配分すべきなのです。

これは安心感というものに対しての上手な取り組み方です。

もし皆さんが悟っていないのなら、安心感が必要なのです。

皆さんは、隙だらけになるべきではないのです。

逆に、自己を無くした人は自ずと隙だらけです。

なぜなら、その人にとって保護するもの、

守るものは何もないからです。

つまり自己・自分がないからです。

逆に、もし皆さんにまだ自己があるなら、

抜け目なく、現実的に自分自身を守らなければなりません。

自分の安心のより所を創り出さなければなりません。

そして、そのベストな方法は、安心のより所を配分することです。

卵をいくつかのバスケットに配分します。

これが皆さんのすべきことです。

そしてもし、そこに関わっている相手が、

あまりに移り気な人なら、少し注意すべきです。

もし彼が浮気心を見せ始めたら、

皆さんの側でこの人間関係を終わらせる

覚悟をしなければなりません。

そして他の誰かに乗り換え、しがみつくべきです。

これをうまく実践すべきなのです。

ですから悟っていない人、悩んでいる人がやって来たとき、

私たちの対応はまったく違うのです。

そういった人たちに、ここでプロセスを受けて下さいとは言いません。

私たちはただ会話をし、安心のより所を再配分するだけです。

そうすればその人はとても幸せになって帰っていきます。

これは二つのレベルで働きます。

若者に話す場合、自己が解放されること、隙だらけになること、

愛を発見することなど、そういった内容には言及しません。

そんな話しはしません。

私が話すのは、シンプルな愛の発見です。

つまり、恋することを話し、私たちはそのお手伝いをします。

もう一方で悟りたいと思っている人たちには、

彼らの愛を高めていきます。

これら二つは別々のものです。

愛と言っても異なるものです(訳注:愛と恋)。

ですから、皆さん(訳注:青少年向けコース参加者を指す)の場合、

私の祝福は、皆さんが恋するのを助けます。

今日、人々は恋することさえ難しそうに見えます。

だからこそ、私たちはそれを助けているのです。

なぜなら、それは皆さんが必要としているものだからです。

そしてもし、皆さんが本当に恋に落ちるなら、

本当に嫉妬するなら、本当に欲深くなるなら、どうなるでしょうか。

私からはっきりお伝えしましょう。

そういった人こそ、遅かれ早かれ悟りに至ります。

逆にもし皆さんが、

「いえいえ、私は嫉妬はしません」

「自己中にはなりません」

「私はとても素晴らしい人間です」

などと、ゲームを続けていく限り、

つまり、

悟っていないのに悟った人のように振る舞っている限り、

哀れな人間です。

あらゆる生き地獄を味わい、惨めな人生になるでしょう。

それとは逆に、

「私は、悟りを得ていません。これが私の性格です」

「これが私です」

というスタンスを取ってみて下さい。

それの何が悪いのでしょうか。

そのまま生きて下さい。

そのときこそ、皆さんはたくさんの幸せを発見するでしょう。