「青春〜卒業〜旅立ち〜銀の雨〜大空と大地の中で」

※鎌倉の代書屋「ツバキ文具店」の 鳩ぽっぽちゃんに手紙の代書を依頼した。

あの頃の様に いわさきちひろの描く 子供の絵のイラストの便箋に、

油性のボールペンで、2ページ書いて 1ページは空白で添える。

それを同じちひろのイラストの絵の封筒に入れて・・・。

前略 K様

この前の同窓会 とっても楽しかったね。

あれから もう四十数年も経ってしまっているのに、

皆んな あっという間に昔に戻って 当時の話に ぱっと花が咲いたね。

男子が知らなかった女子の話や その逆の話もまたしかり。

意外な過去の話に 大笑いもしたし 感激もしたよ。

お互い還暦が近いなんて 嘘みたいだね。

(もう迎えた人もいたけどね〜)

卒業してからしばらくして、 

そう俺が名古屋に行ってから 文の便りをしていたよね。

やがて君も就職して、その後の仕事のことや 山登りのこと、 

お互いの恋話、音楽のこと、いろいろな話も、お互い書き綴っていたよね。

こうして 今の様に 一字 一句に 気持ちを込めて伝えてきた。

ポストに投函して、君からの返信を待っているのが 一日千秋の思いだった。

そうそう、今の様に スマホ携帯もメールも無い時代だったからね。

その時はきっと「好きな彼女」からの手紙を待つ気持ちだったのかな

(じょっ 冗談です。冗談ですってばさぁ。)

数か月に一度、長電話もしたね。

もうさぁ、取り留めの無い話ばかりで 何を話したのかも覚えてないけれど。

(実は遠距離の電話代が大変だったんだけどぉ〜・・・)

君が入院していたと 後で聞いた時は

お見舞いにも行けなかったと言う もどかしさをおぼえたんだよなぁ。

何もしてあげられないことに気付いてしまったのかな。

そんなこんなもあって 何かしら忙しくなっていって、

いつの間にか 文のやりとりも途絶えていってしまったよね。

(1ページ了)

そして とうとう今日に至る、だね。

今回、本当に 本当に 君と再会出来て嬉しかった。

遠くからでも すぐ君のことは分かったよ。

だって昔と全然変わらないんだものなぁ。

俺も変わらないって 言ってくれたね。 アリガトさん。

もう一生逢えないんじゃないかと、思ったりもしてた。

(大分 忘れてたことも有ったけどね〜。)

こうして、数十年ぶり、同窓会という機会に 

また出逢い、いろいろな話が出来て良かった。

そしてまあ 何と何と 同じ横浜に数十年住んでいたなんてねぇ。

ここって歩いても行けるところだものね。

実は不思議な縁(えにし)で結ばれたいたのかもねぇ。ね〜〜〜っ。

なんちゃってさ。

また クラス会とか機会が有れば お逢いしましょうネ。

ではまた。  その日まで。  お元気で。          

                         草々

P.S.

皆んなで一緒に撮ったこの前の写真 同封しますね。

皆んな変わらない笑顔が素敵です。

時おり こうしてまた 以前の様に 文の便りでもしましょうか。

ちなみに今日のBGMは 「ラフマニノフ交響曲第二番」です。

(2ページ了)

※鳩ぽっぽちゃん 有難うございます。

メールより やはり気持ちを伝えるのは手紙の方がよかったと思います。

何でだろう。多分 古い男なんですかね。

素直になれないのは当時と変わってないのかな。

淡い思い出と共に ちょっとトキメイテしまいました(爆死)。

今度はカミさんと鎌倉へ遊びにいきますね。

紫陽花の季節は もう過ぎているかもしれませんが。